PM3:00〜
Al製ダミーマスに磁石とスタンドオフを貼り付ける練習
鏡用磁石張りつけ治具の組み立てや不具合の洗い出し
この日は磁石やスタンドオフを貼り付けることに基本的には成功し、2日後に解放する予定。治具にはマイナーな問題がいくつかあったがおおむね良好に機能し、4/16のダミーマスリリース後に本郷に持ち帰り、可能な部分については17日までに不具合をなおすことが確認された。
AM10:30〜
Al製ダミーマスに貼った磁石とスタンドオフの接着強度確認。大方の予想を裏切ってスタンドオフの接着強度は十分だった!
大石氏治具の一部を持ち帰り改良へ。
PM0:30〜
川村氏によるbriefing。4/17 REOミラーへの接着決行を確認。
PM1:00〜
超高真空用(South End)サスペンションのアッセンブル
ここまでで作業を終了(PM11:00)。明日は、上段ワイヤーを張り、コイルを取り付ける(ふりをする)ところまで行って練習は終了。作業としては本番用のワイヤーを準備するところまでやる。
AM10:30〜
磁石貼り付け用治具の準備
PM1:00〜
REO鏡への磁石貼り付け
作業は南エンドにて行なった。そのため、センターに何度か物を取りにいくことがあり、作業効率が若干落ちた。
接着の前に「磁石が垂直に立っていないのではないか」という指摘がなされた が、テフロンシートを磁石固定具に挟むことで許容できる範囲に抑えられるこ とがわかった(わかる人にしかわからない記述ですみません)。
接着剤は磁石は練習と同等の量、スタンドオフはちょっと多めにつけた。 鏡はポータブルのクリーンブース内に安置されている。
作業に従事する人数が多かったため、清浄保持用品が不足する事態に。 今後は浪費は避けることにする。
PM4:30〜
南エンド用振り子のセッティング
はじめに昨日の練習の続きで、定盤上でミラー保護を解放する練習を行なっ た。続いて、全てのワイヤーを破棄し、鏡のインストールに向けて新しくワイ ヤーを準備した。また南北腕のフロントミラー用の振り子の配線の下準備を軽 く行なった。ここまでで夕食の時間(PM7:30)となったので、今日の作業を終了した。
月曜日はコイル配線下準備、振り子の南エンドまでの輸送、REOミラーの吊 り下げ、ワイヤーのクランプ、振り子のインストール、鏡の解放、微調整、の 手順で行なう。新井はコイル、M8の短いネジ(Burndy用)、予備用の手袋を持っていくことを忘れないようにする。
AM10:30〜
磁石貼り付け用治具から鏡を解放する
マグネットなどを解放し、鏡を治具から取り出すための準備中に、手袋が 磁石を掠ってしまい、磁石が一つ剥がれた。またこの磁石を回収する際に手袋 がAR面に掠って、一筋の汚れが付いてしまったが、End用ミラーの裏面の縁の方なので放置した。鏡は治具に固定されたままだったので、そのまま同じ位置に磁石を貼りなおした。
そのためこの日は予定していた南エンドへのインストールはできなかった。
PM1:00〜PM7:00
北フロント用振り子のセッティング
南エンドの振り子はコイル配線を除いて終了しているので、北フロントの 振り子の配線とDOCKでのワイヤーの準備を行なった。DOCKでの作業で、ワイヤー をかけた後、ダミーマスを置く時にスタンドオフが剥がれたので、接着したと ころで作業終りとした。
次回作業は予定をまたFIXしなければならないが、水曜あたりに
手順で行なうのだろうか。無事、写真撮影はできるか!?
新井、火曜やること
コイルへのBurndyオスかしめ
コイル特性測定〜精度を倍にして
AM10:00〜
コイル関係配線下準備。懸架装置のインストールに必要なもの全てを南エンドへ輸送。鏡を治具から取り出し、懸架装置へ無事設置することができた。
PM1:00〜
上段のワイヤーを張り、またベローズの高さなどの調整を行った。鏡を吊り下げたところ、バランスが崩れていたため、もう一度調整するなどして手間取ったが、PM4:30ころにはチェンバーの上に懸架装置を置くことができた。最後にコイルの取り付けなどを行った。
ここでニコン技術工房の方とカメラマンがprofessionalな機材と共に来訪し、懸架装置(とセンタールーム)の写真を撮影した。撮影はPM7:00すぎに終了した。
この後は、振り子の重みによるスタックの傾きをキャンセルするためのカウンターバランスが置かれ、鏡を保護から解放して吊り下げて、再びチェンバーを閉じた。
AM10:30〜
南北フロント用REOミラーに磁石、スタンドオフを接着。作業は順調に終了する。大石が中心となって作業。鏡の設置、ジグの操作は安東が行なう。反射面のコーティングは視認できた。平行してコイルに太いSocket
Contactをかしめる。コイル一つが断線。
PM1:30〜
南北フロント用振り子の準備。ドック作業は終了した状態から始める。中段マスのワイヤークランプの螺を全て無酸素銅のものにする。ベローズの高さ調節を行ない、上段ワイヤーを張る。無酸素銅の螺にはニゲがないので最後までねじこめないという問題が発覚。上段ワイヤーを仮止めする螺は修正が必要。
作業はPM4:00ごろ終了。スケジュールの打合せを行なう(川村)。
PM1:30〜
REOミラーを磁石・スタンドオフ接着用ジグから解放。並行して振り子のミラー保護を全て取り払う。ミラーを無事ジグから取り出し、振り子に設置する。ワイヤーが正しくスタンドオフにかかるように調整を行なう。この時中段マスホルダーは最上位置から少し下げておく。
(注意)中段マスが、吊られる位置より少し低めにないとミラーを設置することができない。下のワイヤーを調整する前に上のワイヤーをベローズにクランプしてはならない。
スタンドオフに正しくワイヤーがかかったら中段マスホルダーを徐々に上限まで上げる。ベローズは適当な長さに伸ばしておき、上ワイヤーをベローズにクランプする。一度中段マスとミラーを吊り、マスの水平などが正しく出ていることを確認した後、中段マス、ミラーをクランプする。
PM3:20〜
NM2チェンバーを開け、移動式クリーンブースを被せる。敷き板(高さ補正板)をブレッドボード上に固定し、その上に振り子を固定する。中段マスとミラーを吊り、マスの位置、姿勢が正しく出るようにベローズシャフトを調整する。ミラーが吊られた状態でコイルを取り付ける。ミラーをクランプして振り子の作業は終了。
(注意)中段マスはクランプしていないので、大きな振動を加えたりしないよう注意すること。チェンバーを閉じ、排気の準備をして全作業終了。(PM5:30頃)
PM10:30〜
ミラーの磁石は力を加えたところ、パリっとはがれた。後には接着剤の跡がうっすらと残った。鏡の作業はミラー洗浄、ミラーへの磁石貼り付け、配線、ワイヤー張りなど。おどろくほどうまくいき、PM4:30にはお茶を飲んでいた。
今まで使っていたグラスウール被服の線から細かいグラスウールの埃が大量に発生していた。ちなみに、Recom1ではこの線は用いていない。
PM10:30〜
東西用フロントミラーを治具から解放しようとしたところ、磁石が一つ外れた。インストールは中止し、これを張り直した。よってこの日の作業は西エンド振り子の整備に変更になった。振り子がニコンから始めて納入された初期バージョンであったため、つくりに一部アラが目立つ。ネジにしぶい部分があったりしてひやっとしたが、おおむね順調ではあった。17:30前後には作業が終了していた。
AM10:30〜
REOミラーを磁石,スタンドオフ接着用ジグから解放。振り子に設置、ミラー保護を取り付け、上部ワイヤーを張ってからマスの水平出しを行なう。作業は1時間強で終了。昼休みをとる。
PM1:00〜
インストールの準備として東西フロントチェンバーを開放する。エンドミラーのインストール準備のため、西エンドに接着用ジグを移動する。
PM1:30〜
インストール作業。コイルボビンを取り付ける板に、タップが浅いためボビンを取り付けられないものが3個あったので、M8×0.75のタップを切り直すことによって対処。東西フロントのブレッドボードが傾いていたため、台座の傾き調節機構による対処を試みたが、調節機構が動作しなかったため断念。ブレッドボードは傾いたまま、振り子のマスが水平になるようにベローズの高さを調節。コイルの取り付けは順調。カウンターバランスをブレッドボード上に設置して作業を終えた。振り子のミラーのみクランプされている。(PM4:15頃終了)
PM1:00〜
REOミラーを接着用ジグから解放、振り子に設置する。ミラー保護を取り付ける。保護の一部に部品の向きを誤っているものがあったので修正する。上部ワイヤーを張ったが、作業台(事務机)の水平が出なかったのでマスの水平出しは行なわなかった。
コイルを支持用板に取り付けるが、東西フロントと同様板に切られたタップが浅く、かなり渋い。作業中コイルを一つ(takamori25)破損。再利用不可。タップを切り直したところ順調に取り付けられた。
引続き作業を行なう。チェンバーをリーク、開放する。振り子をブレッドボード上に設置してからベローズシャフトを操作し、マスの水平出しを行なう。
ブレッドボードがroll方向に傾いているため、制御用磁石とコイルのアラインメントが正しくとれなかった。改良を要する。その他には特に問題なし。チェンバーを閉じて排気。作業終了(PM6:00ごろ)。ミラーはクランプされていないので注意。また、エンドチェンバーとダクトの接続部のフランジが変形(?)していたため、Oリングの取り付けに手間取った。振り子の作業自体はPM5:00頃終了した。
並行してPO用ジグの組み立て、テストを行なった(大石)。
サラねじが不足し、その手配のために作業が大幅に遅れたが、ジグの組み立てはほぼ終了。時間が足りないので接着は断念、延期することになった。ただし、サラねじは依然として不足。もう一度全ての部品をチェックし、次回までに揃える必要あり。
AM10:30〜
PO1をジグに固定し、磁石、スタンドオフの接着を行なう。PO1振り子をRMチェンバーから取り出す。ドックをPO使用に組み換え、中段マスをセットして、下ワイヤーを張る。φ0.05mmのワイヤーの残りが少ない。アラインメント制御用のピコモーター(2台)にグラスウール線の芯線を接続、配線する。PO振り子ではアクチュエータコイルも上部に設けたBURNDYポートに配線するため、コイル導線をセラメッキ線で延長する。
(コイル線)-(BURNDY 雄)(BURNDY 雌)-(芯線)-(BURNDY 雌)(BURNDYコネクタ)
という配線を行なった。中段マスを組み立て、上ワイヤーを仮止めして作業終了。
AM10:30〜
午前中は作業者が他の実験を行なっていたため、午後から作業開始。
PM4:00〜
PO1を吊る。ベローズの高さを調節して、上ワイヤーをクランプする。コイルを支持板に取り付ける。ネジが渋かったため、タップを切り直したが、コイルを一つ破損(araya30)。今回の振り子は仮設置なので、コイルの取り付けは次回に譲る。組み上がったPO1振り子をRMチェンバーに仮設置。チェンバー排気。なお、取り付け板に再度タップを切り直したところ、コイルはスムーズに入るようになった。PO2,BS分もタップを切って作業終了(PM6:30頃)。
作業内容
本郷から天文台までジグを電車で運搬する。天文台についてのは17時近く。まず洗浄する。dummy BSには既にstand-offが接着されてしまったので拭くだけにする。そのあと接着の手順にそって部品を組み立てて不具合や忘れ物がないことを確認した。完了したのは翌日未明2時頃。
しばらくぶりの作業になるが、今回のBS, PO2のインストールがrecom1 suspension installationの最後の作業になるため、メンバーの士気は上々。2つ分のサスペンションの準備を行ったので、AM10:30に開始した作業はPM9:00ころまで行われた。その間、すでにおなじみとなったくだらない駄洒落がクリーンブース内に充満し、一時は騒然となったが、作業はひとつのトラブルもなく流れるように進んだ。「最後の配線だ」ということで、4人1本ずつ同時に配線をする光景も見られた。最後のセッティングが終わったときには、おもわず拍手が沸き起こった。...誰も読まないと思って、いいかげんなのりで書いてしまったが、大丈夫だろうか。(文責: Ar)
追記: 後で思い出したが、BSとPO2の懸架装置をBSチェンバーから取り出すとき、BS懸架をブレッドボードに固定したまま吊ってしまったため、ブレッドボードがずれた。これは22日の作業で直された(はず)。
作業内容
山元はlength meetingから谷口が帰ってくる前に準備を終えようとしたが、アクリルbarの位置決めで手間取り21時過ぎに完了。食事をはさんで、22時過ぎから作業再開。まずBSをとりだしてその写真を谷口が撮る。そのあと谷口の助言のもと山元が接着。接着は順調にすすみ23時頃終了。山元は谷口に車で武蔵境駅まで送ってもらう。
作業はAM10:30より開始したが、いきなりBSの磁石が一つ取れた(か、接着されてなかった?)ので、この日はPO2をインストールすることに。
PO2を治具から外し、懸架装置へ収めた。次に、RMチェンバーから、インストール済みのPO1を取り出した。その後、BSチェンバーを開けて、18日にずれてしまったブレッドボードを修正。ただし、モードクリーナー-南北側の足には芯棒が入っていかなかった。が、見た目にはスタックはずれていなかったので放置して作業続行。BS, PO用の高さ補正&位置決め板を置き、その上にPO1、PO2を仮設置し、蓋を閉めて作業終了。本固定はBSのインストールと共に行う。