インストールとオペレーションの状況

 

  • 10mモードクリーナー (97.4-97.12)
    変調サイドバンド(15.25MHz)をモードクリーナーに透過することによって生じるexcessノイズをショットノイズ(20mW)以下にすることに成功。
  • 片腕実験 (97.8-98.4)
    世界で初めて300m長のファブリペロー共振器をロック。 WFS(wave front sensing)法を用いたアライメント制御によって非常に安定に動作。
  • レーザー & モードクリーナー (98.1-99.1)
    モードクリーナーの透過後で3.5Wの出力を実現。 透過率は54%。
  • リコンバイン I (98.5-99.1)
    9月18日、ファブリーペロー・マイケルソン干渉計の制御に成功。 5時間のデータを取得。
  • 合体 (99.2)
    レーザー & モードクリーナーとファルリーペロー・マイケルソン干渉計を合体。
  • リコンバイン II (99.3-00.8)
    1999年5月22日、10Wレーザーを光源としたファブリーペロー・マイケルソン干渉計の同相・差動法によるロックに成功。2000年8月14日、世界最高感度 h = 5 x 10-21 /sqrt(Hz) を達成。
    データ取得 4(2000年8/21-9/4) では167時間のデータを収集。
  • リコンバイン III (00.9-01.10)
    アクティブ防振装置が導入された。またミラー懸架装置とテレスコープが改良された。
  • フルタイム観測 (01.8-01.9)
    のべ1038時間のデータが収集された。稼働率は86.5%であった。
  • リサイクリング (01.11-05.8)
    ベスト感度はh = 2 x 10-21 /sqrt(Hz)。データ取得7、8、9が行われた。
  • リサイクルド・マイケルソン実験 (04.1-04.12)
    雑音の振る舞いを調べるため300m腕のないリサイクルド・マイケルソン干渉計を用いた実験が行われた。
  • 低周波防振装置 (05.9-08.3)
    低周波防振装置(SAS)の導入により全帯域で感度を更新した。
  • RSE (08.4-)
    進行中。