TAMA300 Recombine2 Information
[Japanese] [English] [Go
back to Index]
1999/7
Su |
Mo |
Tu |
We |
Th |
Fr |
Sa |
|
|
|
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
24 |
25 |
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
31 |
1999/6/25~7/9
改造作業summary
- 目的
telescopeの改造 (worker: An, Ry, Sg,
Ta)
beam profileの測定 (worker: An, KA,
Ry, Sg, Ta)
beam jitterの測定 (worker: An, KA,
Ry, Sg, Ta, Te)
- スケジュールについて
MC tankを開ける等の予定外の作業やトラブルもあったが、
作業は全く当初の日程通り進んだ。
- ビーム形状の問題の件
西エンドでビームが欠けている問題は、ステアリングブロックが原因ではなさそうである。
レンズの収差???
- テレスコープの交換
マッチングが改善した(97.8%->99.8%)。
ただしフロントとエンドの2点でしかプロファイルを測定していないので、
ウェストがダクト内エンド方向に大幅に食い込む解も数学的には可能である。
もちろん、作業はそうならないように進めたはずであるが。
(後日談: たしかにダークポートで見た反射光は明らかにきれいになっている!)
- ビームジッタの測定
エンドでナイフエッジでビームを半分に切って強度の変化を測定。
強度雑音の影響をキャンセルするように、センターで取った強度雑音信号をエンドへADDA伝送し、差動で測定。
MC懸架のYawモード(3Hz)の揺れが大きい。これはMCアライメントを行なうとダンプされることが確認された。
1999/7/12-16
Amaldi週間の作業について
- 長野氏の実験を最優先とする。東西armはロックしてデータを取りたいので全者協力して実験を行う。
(worker: Sg)
- MC透過光を利用できる場合には、次のような仕事を行う可能性がある。
(worker: KA, Ta)
- NS arm Alignment粗調(すでに多少共振気味)
- NS arm PO光学系調整
- NS arm WFSレンズ位置調整
- EW arm Alignment粗調
- EW arm PO光学系調整
- EW arm WFSレンズ位置調整
- MC透過光を利用できない場合には、改良型Length用四分岐フォトディテクタの雑音評価を行う。
(worker: KA, Ta)
- 進行状況
- 7/12 PDのshot noise測定準備 (KA, Ta)
- 7/13 レーザー不調、Int. Stab. EOM結晶破損発覚
(KA, Sg, Ta)
EOM除去。修理へ。それとは別にEOMをアッセンブルしてもらう。
EOMなしでの光軸復帰。(MCアラインメント後、両エンドでスポット確認)
レーザーアラインメント調整。レーザー出力の確認。
ポンプ光アラインメント。マスターレーザーアラインメント。
- 7/14 (KA, Sg, Ta)
NS LSC
アラインメント粗調、MCに返してロック、アラインメント微調
NS ASC
WFSレンズ系現状のままセンタリング、アラインメント制御全自由度ロック
EW LSC
アラインメント粗調、MCに返してロック、アラインメント微調
EW ASC
WFSレンズ系現状のままセンタリング、アラインメント制御全自由度ロック
Locked FP + l- from bright port
NSのアラインメント制御のみかからなかった。透過光量NS4906mV,
WE 2656mV
- 7/14夜以降は長野実験に専念してもらう
- 7/15はKA, TaでPD unitのショットノイズ測定を行った。
1999/7/14
新しいADDAモジュールがインストールされた
1999/7/16
Summary: 4分岐フォトディテクタの雑音評価
1999/7/21
干渉計実験再開
- 7/21(水)夕方より干渉計でのメインの実験を再開 (contrib. by An)。目的は、
- 干渉計の動作
- マッチング変更後のコントラスト、CMRRの測定。
- 小光量用PDを用い、PD前にレンズを入れた状態での感度測定。
- 7月中の予定 (contrib. by An)
- WFS系の変更 ---> アラインメントコントロールが全自由度ちゃんと入るように。できれば、カップリングも調べたい。
- PDの変更 ---> 口径を大きくし、ジームジッタの影響を調べる。さらには、大光量用PDに変更する。
(後で分かったが、マイクロニクスのPDは、実はすでにφ10mmらしい。)
- その他もろもろ (dark port lens交換、coil driver修理、ケーブル交換など)。
- data taking準備 (ドリフトコントロールorモニタなど)。
- 進行状況
- 7/21
夕立があった = この間はレーザーは動かせない
南北アラインメント系の調整。新しく計算しなおしたレンズ系へ変更。
ダークポートの光学系再調整。
干渉計は独立ロック法では問題無く動作する。
この状態で、NS armのアラインメント制御がかからないのは問題。
同相差動法ロックへの移項を試行するが、L+の制御の切り替えで落ちてしまう。
そのうちにレーザーから再び非定常方形波的な強度変動が見られるようになる。
- 7/22
プロジェクトミーティング等
この間に夕立があった。
三尾氏、森脇氏も囲んでLD音調を変えてみたりした。
レーザーの何かをいじった直後は落ち着くが、しばらくすると(20分くらい)また方形波が復活。
- 7/23
方形波問題は解決していない。
アラインメントNSはやはり入らない。
Painfulなフィルタゲインの調整ののち、同相差動法でロックするようになった(新井の見た範囲〜夜11:00まで〜では最長約10分)。
もしかすると、外部が静かになってきたからロックするようになった?
ロックが落ちる様子をロガーで観察
⇒ NSアラインメント最悪のときにL-系から破綻が始まるようである。アラインメント制御がきちんとかかるようにすべし。
⇒ Sエンドのコイルドライバ配線に誤りがあった。直したらNSアラインメント制御がかかるようになる。
⇒ WFSの制御系の診断。分離測定と改善。
- 7/26
最長で約1時間同相差動法ロック。Duty比80%くらい?(An談)
雑音解析など。
センタールームのブレーカーが落ちて、ロガーのこの日の分のデータが失われた。
- 7/27, 28
解析etc
- 7/29
干渉計実験(Analog Switchのテスト、雑音解析)
解析
- 7/30
Detector meeting
干渉計実験(Alignment関係の調査、長時間ロックのデータを取る。最長stretch50min。duty比80%くらい)