TAMA300 Recombine2 Information
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1999/11
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1999/11/1
Demodulator by Micronix
- 日本通信機のIQ demodulatorからマイクロニクスのdemodulatorに切り替えたところ、1kHz以上での検出系雑音が低減された。
1999/11/4
Mirror Q measurement with front mirror Michelson
- NS Front。大きい磁石を張ったミラーについての測定なので真に受けないように。
Freq |
Q |
27.4991 kHz |
4.0139e2 |
35.09764 |
1.2369e5 |
50.04293 |
1.9309e5 |
51.05057 |
3.3012e5 |
1999/11/5
Testing Photodetectors and alignment system
- マイクロニクスのdemodulatorをL+, l-にも導入。l-の復調位相をうまく設定しないと、フロンタルモジュレーションのL-に切り替えられない。一番よい位相は、L+のカップリングが最小になるあたりだが、l-の振幅が最大になる点ではない。
- アラインメントフィルタの出力が光伝送システムでエイリアシングをおこしている可能性がある。アンチエリアシングフィルタを導入。
- 引き続き各種フォトディテクタの
- ダークポートからの戻り光による余計な干渉が存在することが判明。
1999/11/8~12
Eliminating scattered light
- ダークポートから干渉計への戻り光対策。
- λ/2板などは光軸に対して傾ける。はねた光はダンプする。
- 4分岐ディテクタからの反射光を避けるために、各フォトダイオードは傾け、その光はアルミ板ではねる。
- Low Power側のPDからの反射光も問題となる->とりあえずLow Power側はダンプ。
- CCDカメラは回折格子のような働きをして、恐ろしい量の反射をもたらすので、注意!!!
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- ブライトポートから干渉計への戻り光対策。
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- 結果として、東西腕を遮った状態では、復調信号がダーク・ブライトポートを遮っても改善しないレベルまでよくなったが、Michelsonにするとそのレベルからは悪化する。
1999/11/14
今後の課題
- 散乱光については干渉計外部でやるべきことはやり尽くしたと考えており、チェンバーを開けて干渉計内部で発生している散乱光を除去しなければならない->このとき同時にフロントミラーのセンタリング。高橋さんの会議出席の関係もあるので、恐らく12月中旬以降、DT3の期日によっては年内にできないかも?
- Alignment filterの手直し。
- MC Alignment。干渉計と両立するようにアクチュエータのカップリングを調整(回路のゲインを調整)
- GerhardのQPD Centering Systemの試作機が動きはじめた。年内に導入できるか?DT3までには導入したい。
- エンドミラーQ、腕反射率、アクチュエータ特性などのcharacteizationも合間を見て進めなければならない。
1999/11/16
MC Alignment
- Alignment -> Length のカップリング測定
1999/11/19
MC Alignment
- MC Alignment Pitch アクチュエータをPZTに変更。PZTの線のラベルがYawとPitch逆になっていた!Input,
Output Mirrorには常に75Vのバイアスをかける。
- MC Alignment Yaw アクチュエータはコイルドライバのまま。しかし、Lengthへのカップリングを調整するために、それぞれのコイル(計8つ)に対しゲイン調整を設けた。
- MC Alignmentをかけた状態で東西アームがロックするかどうかテスト。ロックしないが状況は以前より改善されている(=ロックするそぶりは見せる)。アラインメントフィルタを200Hz以上を4次でカットする様にすると、一応ロックした。(ただし、数分間)
1999/11/24
ASC QPD centering system Test, Alignment Filter Test
- GerhardのQPD centering system東西腕分インストール
- Garvanometer scannerではねたあと、QPD前ではピコモータ付きのステアリングミラーではねて入れる。
もしくは、Gerhardのステアリングミラーにピコモータを付け直した。
- 片方のビームはQPDの直前ではねた=>ビーム太いのでドリフトではみ出すおそれあり。
- 新alignment filterの東西front mirrorでのテスト
=> ロックはできたが、100Hzのラインノイズの影響でフィルタ内部で多少サチる。
- 東西QPD1のDC光モニター用QPD Selectorのゲインバランス&オフセットおかしい。ゲインバランスのほうは抵抗がはんだ付けされていなかったことが原因
by Gerhard
1999/11/25
ASC QPD centering system Test, Alignment Filter Test
- Project Meeting & Detector Meeting
- GerhardのQPD centering system南北腕分インストール
=> 東西腕のデッドコピー
- 新alignment filterの南北front mirrorでのテスト
1999/11/26,
27 NAO Openday
- 11/26 一般公開準備
- 11/27 一般公開当日
1999/11/29
ASC QPD centering system Test, Alignment Filter Test
- 干渉計全体によるテスト
- Gerhard's QPD Centering systemは動く。ただしビームがスキャナから飛び出ないように初期調整する必要あり。
- 干渉計が安定に動かない => 各種ゲインの調整etc.
- 何とか動いたが、アラインメントコントロールの効きが悪い。
- コントラストが悪い。
- 感度も半桁悪い。
- 実験中に名古屋で起きた地震をとらえた => MCを含め干渉計全体がゆっくりと激しくゆれ、しかもかなり長い時間(1分?)続いた。
1999/11/30
Alignment Sensing System Check
- 今日は光なしでアラインメント系の調整
- 各QPDの4つの復調ゲイン調整: LOに15.235MHz、RFに15.2348MHzをいれて各Mixerのバッファの出力(プローブで確認)をスイングさせる。Vppが4つのPDで等しくなるように調整。
- 各QPDの4つの相対復調位相を調整: 同じLOとRFをつかってバッファの出力が同じになるように、調整。
- 各QPDの4つのオフセット消去: 本当に運転するときと同じようにLOとRFを接続して、オフセットを調整
- QPD1用のQPD Selectorの修理
1999/11/24~ DT3までの構想
- MC alignment controlの完成
アクチュエータの変更: すべてコイルドライバに返していた => PitchはPZTに返すようにする。done!
Yaw用のFilterを作り直し、 MCとメインの干渉計が両立して安定に動くようにする。
(制御系の切替までできるようになったが、数分でロックが落ちた)
現在の主干渉計用と同じfilterを流用する。
Yaw用のコイルドライバを作り直す。ゲイン調整つき、NIM箱。
将来的にはMCのコイルのカップリングを調整。
- QPD centering system install
Gerhardの回路を東西・南北にインストール。done!
あと、できれば、腕独立ロック用のPDを取って、QPDに入る光量を倍にしたい。
(QPD totalでlength信号を取る。)
- New Alignment filterのインストール
Frontはそのまま入れる。done!
End用に、分離型filterに改造する必要がある。(間に300m伝送路が入るため。)
100Hzのラインが問題となる予感。demodulator出力段の改造で何とかなるか?
- タンクを開ける作業
BS tank内での散乱光のcut。DLC板は今月末入荷予定。
BSを開けたときガス導入ポートの取り付けを行う。
Front mirrorのスポットへのcentering。
Photo senserによる振り子伝達関数測定。
光てこによる角度方向のアクチュエータ効率測定。
- Characterization
Cavity反射率、透過率など
End mirror Q値
- 残留ガスの影響測定
Data Taking 3をやるならその前後に行いたい。
- Dynamic Damperのテスト
西エンドにて。
- Laser Systemの手当て
とても観測に耐えうる状況にはない。